私は過去2回ほど、大好きでコツコツ集めていた小説シリーズがドラマ化した事がある。その際は原作小説とのあまりの違いに目眩がして、それ以降そのシリーズ及び作者の小説は買うのを辞めたし、なんならあれ以来読んですらいない。
最近はそもそもシリーズものの小説を買うことがなかったから好きな小説がドラマ化して憂鬱になる事もなかったのだが、ここに来て今までで一番好きになった作品がドラマ化.....決定...........
作者さん本人が凄く喜んでいる様子だったから一読者の私がグズグズ言うのもアレなのだけれど、やっぱり嫌なものは嫌なのだ。
ページをめくる毎に、言葉を目で追っていく毎に、平面に書かれた文字が頭の中で立体化していくあの快感。無限の想像。
そんな、「わたしだけの大好き」が、分かりやすく可視化されて大衆に消費される日が近い。
嫌だなぁ。でも今作に関しては嫌は嫌だけどやっぱり「好き」の方が上回っているから、きっとドラマも見るだろうし、この作者さんの他の作品もこれからも読むんだろうな。
昔好きだった、でもドラマ化がきっかけで手放してしまった「好きな小説」とはきっと違う結末が待っていると、願いたい。
こんなワガママで醜い心の読者でごめんなさい。
パロディやと思って笑い飛ばしながら視聴したらええねん
人生で2番か3番くらいに好きな小説、大長編な事もあり自分の中で序盤からキャライメージを固めて読む方法を取ってて、それを壊されたくなかったのでメディア化の際意図的に触れずに...
川上弘美の「センセイの鞄」て小説がすごく好きだったのに、キョンキョンと柄本明のドラマ化を見たら気持ち悪くて、詳細は覚えてないのに今思い出しても気持ち悪い。 原作まで気持...