2021-06-01

小学生みたいなおじさん

職場にいる40歳のおじさんはいつも家族の話をしている。

家族といっても、嫁や子供の話ではなく、自分の両親のことだ。

口を開けば、家族の自慢や自分過去の話。

おじさんの中のコミュニティの狭さを感じさせる。

おじさんの父親銀行で働いていたらしい。おじさんはそれを誇りに思っていた。

おじさんは父親喧嘩したと言っていた。(いまは仲良しらしい)

理由些細なことらしい。

喧嘩をしたから口を聞かなかったとか。

喧嘩したなら実家を出ればいいのに、実家で過ごしていた。

よくわからない。

おじさんは大学生の頃に付き合っていた元カノの話を昨日のことのように話す。

なぜ別れたのか、おじさんなりに分析している。

その話を何回も聞かされた。

おじさんは結婚には興味がないと言っている。

だけど、おじさんより年下の私(私は20代です)に「誰かいい人はいいか」と周りに誰もいない時に聞いてくる。

本当は結婚したいらしい。若い子と。

おじさんは誰かが話していると割り込む。

そして全て自分の話にしてしまう。

「俺はね」「俺のうちではね」

もう聞き飽きた。

おじさんと話していると、小学生と話している気持ちになる。

今日もおじさんは父親の自慢話をしている。

自慢している父親のことはどうやら越えられないらしい。

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