2021-05-28

自分のためにやる行動以外は全部偽善だと思うんだがどうだろうか

最近ウシジマくんずっと読んでる。

そこにあるのはアングラ世界なんだけど、

ウシジマくんは、そういう、自分と全く異なる人と、

どうやって金貸しとして向き合うべきかっていうのがすごくうまい

人間の醜いところとか愚かなところとか悲惨な結末がたくさん描かれるんだけど、ウシジマくんと関わった人って、

最終的には、落ち着くとこに落ち着いてる感じがして、ストーリーが終わるごとに、なぜか安心する。

そこには、他人との関わり方についての、なんとなくヒントみたいなものを感じる。

実は身の回りの人のことだって自分は全くわかっていなかったりする。

わかっているようで、何もわかっていない。

から理解しようとしないと大変なことになる。

相手を知ろうとする、理解しようとする。

それは、"共感"とか言われる薄っぺらい、表面的行動ではなくて、

あなたのことが知りたい。」

という、人として接する"姿勢"なんじゃないだろうか、と。

そして、そういう"姿勢"は、

"相手のため"ではなく、"自分のため"に持つべきなのかな、と。

"自分幸せになるため、自分が損をしないために"、

"相手理解する必要がある"

から

あなたのことが知りたくなるわけで、理解したくなるわけで。

人間根本的に利己的なんだから

"自分のため"から出た行動以外は、

結局不自然で、うさんくさくて、薄っぺらくて、

たいてい残念な結果に終わる。

"あなたのため"にやる行動は、

"偽善"

しかない。

"正義"のために、やる行動は、嘘でしかない。

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