年始に電話で会話するくらい元気だったのに、先月親父から突然肺炎で多分もうすぐ死ぬと電話があった。
その通りじいちゃんはあっさり逝った。元気で歩けるし腰も曲がってない、介護もされてなかったのに。
じいちゃん子だった増田は電話があった時すぐに地元に帰りたかったが流行りの奴のせいで帰れなかった。じいじばあばだらけの田舎には流行ってる街から帰ってくる人間には冷たいから悲しいけど仕方なかった。還暦を過ぎた親も嫌な顔していたし、そう自分に言い聞かせて納得させた。
死に目も、葬式も、お骨拾いも、納骨式も。結果報告だけ淡々と聞かされた。
ずっと入院中のばあちゃんと電話で話をしたが、一昨年会った時から何年も経ったかのように声にはりがなく、ああ多分ばあちゃんにももう会えないんだろうなと漠然と思った。
本当はこの連休に帰省しようと葬式の時辺りから計画してたけど緊急事態宣言出されてやっぱり無理になったし、スマホで撮って残してるじいちゃんとの何気ない会話の動画を見ては時々泣いている。