「事実に基づかないものが差別で、事実に基づくものが区別」だと勘違いしてる人がよく居るけど、だとしたら「遺伝子差別」という言葉は存在しない。
去年あたりから「コロナ差別」という言葉も目にするようになりましたね。
「何の関係があるの?」と思った人は、あなたが「差別差別って言うけど、これはいくら何でも区別じゃない?」と思った時にこのことを思い出してくださいね。
既に医療の発達で「遺伝子を調べると、掛かりやすい病気がある程度わかる」時代になっており、将来的にその精度はどんどん上がると言われている。しかし「わかる」のはいい事ばかりではなく、例えば「遺伝子情報をもとに、保険料に傾斜をつける」ことが可能になってしまうことが懸念されている。その一例に代表されるようなものが「遺伝子差別」。