もともとあまり過激な意見が好きなタイプでは無かったが、最近のインターネットは特に耐え難い。
毎日毎日「これはLGBTな人間に配慮していない」だとか「これは黒人の人に配慮をしていない」だとかの繰り返し。それぞれの意見は「そう考えることも出来る」という程度には納得のできる意見なのだが、毎日見ていると精神的に辛いものがある。
今日もいつものようにそんな記事を読みながら、私はどうしてこの意見に対して嫌悪感を覚えるのかを考えていた。今日辿り着いた答えは、これらの意見が私にとって「階段を登れない人間だっているんですよ。だから、全世界の階段を全てスロープにしましょう」というような意見に似た何かを感じるからなのだろうという答えになった。一部の人間が「そうは思わない」といっているから全体を変えようと強い言葉を使って争っているのを見ていると人間の汚い部分を見ているような気がして気分が悪くなるんだと思う。