■なぜ大学を出ないといけないのか
中学生のときに不登校になって、
大検を受けて20歳で仕事についた。
もう40歳だけど、IT系の企業でそれなりによい条件で働いているし、
そんなに周りに迷惑はかけていないつもり。
中卒なのに、なぜ自分が働きたい職種・社風で働けているか、
というのを、たまに考えている。
「働く」ということで大事なのは、きっと、
「1を聞いて10を知る」ことなのだと思う。
仕事にマニュアルがあることもあるけど、
マニュアルの部分をいちいち誰かに指示されなくても、
「自分でできる」ことが重要なんだな。
会社でする仕事って、
「この人はこういう特徴があるから、こう接しよう」とか、
「この業務はたとえ失敗してもこの人の意見をただ反映しておいた方がよい」とか、
そんなことが大事なんだ。
つまり機転が利くか聞かないか、
ただそれだけ。
大学を出ていると、
そういうことが簡単に(多分)できるようになるのだろう。
人の言うことを素直に聞いて、
その通りに動く・先回りして動く、というのを、
状況によって使い分けているから、
なんとかなったんだな、と思う。
大学出るべきかってのは、ただそれだけ、ともいえる。
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