入道雲が大きくなり立体感が強くなる様は、空の奥行きを強くし世界を広げているように見える
昼に食べるそうめんは、あまり食欲がなかったとしてもするすると胃の中に落ちていき食べやすい
それもかなりの音量で、常に夏を盛り上げてくれている
暑い時に食べるアイスは、火照った体を冷やしつつ甘みを口の中に伝えてくれる、夏の回復アイテムだ
ただし、回復アイテムを服用しすぎると回復するどころか自分にダメージを残す場合がある
ヒグラシの鳴く声も良い
あの声を聞くと、それを合図にどこか別世界にいくような、そんな感傷的な気分になる
また鳴くのも夕方頃のため、周りは夕日が差し込みオレンジ色の世界で綺麗だが、どこか儚げな世界に迷い込ませてくれるようにも思う
日が落ち涼しくなると、火照った体が徐々に冷え気怠さや眠気が出てきて、どこか心地よくも感じる
夜風は、昼間の風と違い清涼感を持ったものとなっていて気持ちがよい
そして明日も同じように夏が来ると思うと楽しくなる
だから、夏が好きだ