再現できるものとして、例えば親の顔とかドラえもんみたいなマスコットとか、日本国国旗みたいなものは頭に思い浮かべられるよな? 脳裏に浮かぶ、としか言いようのない感覚だけど、「見える」にかなり近い感覚がある。
音。駅のホームの発車メロディとか、コンビニの入店音とか、これも実際に聴こえるわけじゃないけどはっきり脳内で再現できる。
触覚はかなりあやしくなるけど、紙で指を切るとか動物を撫でてる感触とか、うなぎを手づかみする感覚とか、厳しいけど、まあなんとか思い浮かぶ。
味は相当無理…ただ、輪をかけて難しいのが嗅覚で、いくらイメージしようとしても、なんというか、まったく何もとっかかりがない。
例えばうんこの匂いとか、思い浮かべようとしても全然再現できない。あんなに強烈なのに。
これは一体何なんだ? 俺だけ? みんなそうだよな?
バカバカしい話だけど、俺たちみんな、うんこの匂い嗅ぐたびに、「そういえばうんこってこういう匂いだったなあ」ってやってるんじゃないか?
なんかの匂いのプロが色や風景で表現してる人がいたような・・・ あれも単なる視覚エミュレートで、エセとかオカルト的なものなのかな 匂いが色で見えたら楽しいけどなぁ
俺は味と匂いも浮かぶぞ 今でも4年前にかいだ半年放置された死体の匂いが忘れられないし、味も舌ではなく喉で思い出す 唾液からいろんな味が連想できる 炊き込みご飯と豚カツはなぜ...
たぶんだけど、飢餓状態とかのある種の極限状態になれば味も匂いも再現できるようになるんじゃない? 刑務所の中で出所したら何を食べようか考えている時にはステーキとかケーキと...