電話の交換を皆様が御満足する様にするには、交換手の作業ばかりでなく
機械や線路の完全なことと電話を使用なさる方の扱方が大変関係致しますから
直ぐ相手の局名番号をハッキリ告げて下さい
(相手方が話中の時は「御話中」と答えますから暫くして又御呼下さい)
前以てよくお調べを願います、尚疑わしい番号は本局五千番へお問合せ下さい
四、七、九等はよく間違い易いものですから次の様に呼んで下さい
又「一〇」は「トウ」「二」は百位以上は「フタ」と呼んで下さい
例 千百十番(センヒャクトウバン) 二千二百二十二番(フタセンフタヒャクニジウニ)
「何々店です」又は「何局何番です」と自分の名又は番号を御答え下さい
受話器を掛ける金物には触らぬよう
又中途で電話を離れるときは決して受話器をかけてはなりませぬ、
そして一方は必ず受話器を耳にあてて居て下さい
交換手が中途で「モシモシ」と呼びかけたときは「話中」と返事して下さらぬと
受話器を耳にあてた儘掛金物をゆるゆる二三回上げ下げしますと交換手が出ます、
尤も上げ下げの仕方が早過ぎたり遅過ぎたりしますと
送話口に口を近づけて話さねばなりませぬ、
又話はなるべく簡単にすることが肝要です
口を離せば大きな声でも先方へは届きません
長い話はいつまでも話中になって他所よりかけることが出来ません
必ず受話器を掛金物にかけることを忘れてはなりませぬ
受話器を外した儘ですと故障の姿となって
交換上の苦情は直接交換手に云わないで監督を呼んで話して下さい、
そうしないと交換手は忙わしいですからとても満足なお答えは出来ませぬ
村に電話があるのが村長さんちだけで、 電話1つするだけでも、仰々しかったんだよねぇ。 昔は。
携帯電話が当たり前だけど、巨大なインフラが前提の仕組みだ からサイバイマンファミリーの映画みたいに一斉に停止した時に遠距離でどうやり取りするかを常に考えるんだ 過去にあっ...
【実話】 俺が「1987年当時」入っていた施設では 休み時間に収容者に対して行われた心理テストでは 「間違い電話がかかってきて電話交換局に苦情を言う」というシチュ描写が書かれて...
過去って意外と遠くないっていう例だよね。うちの祖母も電話の交換手をやっていたらしいから、意外と近いところに残っているものだなぁと。
いい……