小学生のころ、熱血教師みたいな感じのアレな先生が「バカとかしねとか言うのをやめましょう」って、言ってはいけない言葉リストが作られた。
当然反対するやつもいなかった。道徳的に完全に正しいし。
その結果。罵倒する語彙をみんなが調べまくって増えたのと、隠語が流行った。おもしろい顔だね、とかバカ→カバとかほんとしょーもないやつ。前者に至っては直接的に罵倒なんだけど、禁止リストに入ってないからという理由でめちゃくちゃ多用されてた。
最初はじゃれあいでそういう言葉が交わされたり、友だちに禁止語を無理やり言わせて遊んでたんだけど、あるときから立場が弱いやつに無理やり言わせて先生に通報する、という流れが流行りだして最悪になった。
結局1ヶ月してこの欠陥システムが終わったんだけど、そのあともしばらく流行ってたし、なんなら前よりそういう言葉がよく飛び交うようになって、小学生ながらになんだかなあと思った。
今この歳になって思うと教育のプロがそんなしょーもない仕組みで解決しようとしてたのが信じられなくて笑ってしまう。まわりの先生もなんか言ってやれよと。
本来は「チクチク言葉」って表現がその性質を表していて、 「心がチクチクする、痛む」が定義なんだから 禁じるのは「特定の言葉」じゃなくて「特定の意図を持った言葉」なんだよね...
意図は外部から正確に判断できないんだから 意図を禁止するルールは罰する権限を持った人が自由自在に罰を振るえる仕組みになるよ
意図なんてテコンダー朴の原作者みたいにすっとぼければいいだけだからな
逆かな。意図が伝わった上でそれを破壊しようとしてた