千葉県は13日、県内在住で会社員の20代男性が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。男性は今月3日から、県内の3つの医療機関を相次いで受診していた、発熱などの症状が改善せず、3番目の医療機関に入院後の検査で感染が判明した。県内での感染確認は7人目となった。
県によると、男性は今月2日に37度台の発熱があり、同月3日と6日に県内で別々の医療機関を受診。その後も症状が改善せず、10日に受診した医療機関で肺炎が確認され、同日から入院している。38度台の発熱が続く症状が悪化しているため、13日に医師が保健所に連絡し、新型コロナウイルスの感染を確認する検査を行った結果、陽性と判明した。男性は発症前2週間以内の海外渡航歴はなく、患者との接触も確認されていないという。
また、県によると、男性は6日以降はマスクをしていたが、2日の発症から10日の入院まで3日程度勤務していた。県は、勤務先の社員ら濃厚接触者の把握や、発症後の男性の詳細な行動履歴の調査を行う。