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最初にGTA3をやったときの衝撃っていうのは暴力でも車でもなく、主人公の脆さだったんですよ。
普通のゲームって主人公がHP100くらいあったら雑魚はHP20くらい、ボスはHP1000とかのところ、GTA3だとPC,NPCに関わらず全員HP100でわりと衝撃受けた。
自分自身がNPCとして巨大な街の中に埋没した間隔を覚えたし、世界はこういうものなんだと、妙な納得感があった。
ゲームとしてこれが最高のシステムだ!とは思わないけど、妙なリアリティがあって割と好きだった。同じ車に同じ角度で同じ衝撃で引かれたら、通行人も俺も同じダメージを受ける。なんてグロテスクなまでに公平で平等なんだ。
現実世界にはNPCいないっていうか、自分自身が社会から見てただのNPCだってことに気がついた方が、なにかとうまく立ち回れるんじゃないでしょうかね。
アイツも俺も斧で頭かち割れば死ぬ。命の重さ、人権の尊さを意識するってことは権利や命の軽さを意識するのと同じことだよなと。
SIRENってホラーゲームは、初代は、婆さんに首を絞められただけで恰幅のいい先生である主人公が、いとも簡単に死んでゲームオーバー 2は主人公が89式機関銃を乱射してジジババを殺す...