男性作家よりもむしろ女性作家の方が「ストレートかつ強烈に女性蔑視なシーン・セリフやキャラ」を描くことが多い気がする。そしてそういうのに限って名シーンの名台詞だったり、キャラは人気だったりする。でもそれは別に「何にも考えてない名誉男性」ってわけじゃなくて、「フェミニズム的な視点を踏まえた上で、敢えて外す」からこその「エロさ」がイイんだよね。それはフェミニズムを理解してないと描けないし、フェミニズムを理解しているからこそ心に刺さる。
少年漫画に必要な「フェミニズム的な視点」っていうのは、そういうものも含むと思う。例えばジャンプのお色気枠とかも、どちらかと言えば昔からそういう枠だったように思うけどなぁ。ゆらぎ荘は読んだことないけど、昨年批判された時も、女性ファンから「コガラシくんがかっこいいからちゃんと読んで…」って擁護意見がたくさん出てきたわけで。