怒りや悲しみの感情の消化の仕方がわからない

2019-10-19

例えばいじめとかの犯罪のニュースを見て、被害者に同情して悲しくなる。やりきれなくなって、泣きたくなってつらくなる。そんなことを考えても思っても、被害者にとっても自分自身にとってもなんの意味もないことはわかっていても。

そして加害者に怒りが沸く。殺意が沸く。そんな加害者を生み出した社会に、世界に、怒りが沸く。

そんな犯罪を、悲しい事件を、世界からなくしたいと思う。

でもなくならないことを知っている。そんなことは無理だと思っている。少しでも減らすために、自分にできることがあることは知っているけれど、そんなことをし始めたらキリがなく、自分自身にとっては何の役にも立たないと思っている。

やりきれなくて、つらくて、悲しくて、腹が立つ。でもどうしようもないし、心はいっぱいいっぱいで何もできなくなる。

最悪の場合、ニュースを一つ見ただけで食事も睡眠も仕事もできなくなるぐらい影響を受ける。

だからもうニュースとか、SNSとかで極力余計な情報を得ないように気を付けてはいるんだけど。

ふとした時に悲しいニュースが目に入ってしまったときに、自分の感情をどう消化したらいいのかわからなくなる。

時間が経って薄くなってくれることを待つことしかできない。

それまで何もできない。

この何の生産性もない、なんの役にも立たない自分の感情と無気力とをどうしたらいいかわからない。

本当にもう、何も見たくないし何も聞きたくない。

普通に生きたい。