2019-10-16

川平治 克つための弓道

今読んでますが、半分くらい自分語りとか要らんですわ。

正直、自慢ばかりですし、選手権で優勝した時点で死気体のただ矢束であることを臆面もなく紙面に残すとか勉強してないにもほどがあるわ。

その辺の知識があれば絶対に書かない記述が満載。

よく書いて出版したね。これ。

かなり恥ずかしい。

村川範士の射、何度も見たけど、何にも心に残らないし、美しいと思ったこともなくてなんか取り繕った残身だなと思ってたら、こういうことですか。

中りに捉われた範士。村川平治。そういうことですね。

(191108追記

やっと読み終わった。

結論から言うと4章までは読む価値殆ど無い。日本選手権とか国体かに出たい人は一読してもいいけど、参考になるような内容があるわけではない。

5章の射法八節は教本と違った内容が多く、忠実ではない。

内容がさらっとしすぎていて参考にならないだろう。その一方で、動作説明を一々一文加えてるけど、初二段対象に書いてるのじゃなければ無駄

6章は弓も矢も取扱いに関する知識が薄すぎるし、間違いも多いので参考程度にしかならない。弓に異なった成りがあることも知らなければ、良し悪しで述べている裏ぞりの落ち着きの意味も知らない。張り方も1種類しか知らないみたいだし、その張り方の意味もしらない。火入れしないで力で弓を調整しようとすると手跡ついちゃって取り返しが付かない破損の原因になるのもしらない。弓具の取扱いをここまで知らないでよく範士までいけたなぁ。親も偉い先生なのに知識伝承もなかったのかしら。

7章はまぁそんなに悪くないと思う。5章の間違いをさらっと修正してたりするけど、逆に7章だけ読めばよいのかもしれない。

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