仕事上、社内サポート的なことをやっていて、たまに「これやってよ」的な要望を受けるけど、基本的には拒否してやり方だけ教える。
有名な「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」は、老子に言われなくても、自分の時間を守るために経験的に誰でも獲得することじゃないかと思う。
ただ、最近さらに思うのは、「魚の釣り方」を教えたとして、次々に出てくる「鳥のつかまえ方」だの「米の作り方」だのの要望を全部教えることはできないということである。
「「〜のしかた」の探し方」みたいなのが定型化できればめっちゃ楽ができるわけだが、その「探し方」の難易度が高い。例えて言えば、世間にあまねく「効率的なググり方」を教えるようなものだ。
ちょっとは助けになるかと思ってFAQを整備し、可能なものはそっち見てくれってやってるのだが、まあそれにしても、様々な「〜」があるもので、網羅にはほど遠い。
いちいち魚を与える時間はない。「〜のしかた」の探し方の完璧版を作ろうとしても時間がかかりすぎる。現状がだいたいコスト最小なところにいるのかなあ。