2019-09-06

ジェンダーバランスを優先したカンファレンスの思い出

技術カンファレンスジェンダーバランス話題になっていて思い出したので書く。

特定を避けるためにぼかして書くが許してほしい。

とあるカンファレンスで登壇の機会をもらえることになった。

登壇したらエンジニアとして実績になる程度には有名なカンファレンスだったので楽しみにしていたが、登壇は実現しなかった。

運営から女性の登壇者を優先したいという理由で登壇取り下げの申し出があり。

申し出の時点で発表資料を作ってなかったこともあり運営の主張を尊重して承諾した。

それが正しかったのか今でもわからない。

運営として登壇者のジェンダーバランスを均等にしたいのはわかる。

平等な機会の中で女性が優先的に採択されることもわかる。

でも順序を曲げてまで優先することなのか。

女性であることを理由に採択された彼女は、女性として登壇したかったのだろうか。

エンジニアとして登壇したかったのではないか

女性という理由で選ばれてしまっては、彼女性別を背負わなくてはならない。

運営彼女エンジニアではなく女性にしてしまったのではないか彼女犠牲者ではないのか。

代わりに登壇する彼女エンジニアとして見れていただろうか。

女性理由にした意思決定差別的ではなかっただろうか。

そういう疑念が今も心の片隅にある。

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