人生2回目の献血に行ってきた。ついでに3回目の予約もしてきた。
昨日から今日にかけて、とりあえず献血があるから生きようと思った話をする。
昨日の夜、市販薬をわーーっと飲んで今日という日をぐちゃぐちゃにするつもりだった。
けど、ふと前回の献血後に今日の日付で予約してたことを思い出して、薬を飲むのはやめたほうがいい、と思った。(服薬3日以内は献血ができない)
私は普段、人との約束を守れない人間なのに、どうしてか献血の予約だけは守らないといけないと思っていた。
それは、センターの人が優しいひとばかりだったこととか、誰かのために確かに役に立っている実感があったこととか、物理的な痛みを得られることとか……いろんな気持ちが混ざりあっていたと思う。
どんな理由であれ、人生終われという気持ちを先送りにしたし、今日私はまた3週間後に献血をする予約をして帰ってきた。
献血がなかったら、私は今頃家か病院のどちらかで延々と泣き続けていただろう。
昨日に比べて心が晴れたわけでもないし、根本的に何かが解決するわけでもないけど、たまたまの予約が、今日という日を普通の日にしてくれた。
昨日の夜あんなに苦しかったのに、もう何もかもどうでもよかったのに、普通に今日が終わろうとしているのが不思議だ。
この文章を読んで献血に行こうと思う人がいるとは思わないけど、献血にはいろんなルールがあるので、ちゃんと調べてから行ってね。センターの人も教えてはくれるけど
月に2回できるのは成分献血なので、通いたい人は間違えないように気をつけて。
ゾンビにかまれた状態で行けば地球市民全員ゾンビにできるのに ウォーキンデッドの世界から一匹でいいから出てきてくれねえかな