曾祖母が老人ホームにいるので、家族と話してお盆だけ帰省してもらうことになった。
老人ホームへの迎えは私一人。
夜遅くなってしまったので、玄関のチャイムを鳴らして迎えに来たことを知らせた。
何故か最初怪訝な反応だったけど、一旦ホームに入れてくれることになった。
曾祖母の部屋を介護士に聞いてみたのだが、何故か要領を得ない。
言われていった部屋に曾祖母は見当たらなかった。
探せど探せど曾祖母は見当たらない。
職員総出で探したけど見当たらず、途方に暮れるというのはこういうことかと思った。
もしかして違う親戚が迎えに来てしまった?と思ってホームの人に聞いたけどそれは無いとのこと。
一体なぜ見当たらないのだろう?そもそも本当にいるのか?と疑問に思ったところで目が覚めた。
目が覚めてすぐに思い出した。もう15年も前に曾祖母は亡くなっていたのだった。
あれだけ曾祖母は老人ホームにいると思っていたのに、疑問が生まれたところで目が覚めるなんてなんとも古臭い手法のドラマのようだった。
今更になってなぜこんな夢をみたのかはよく分からない。
曾祖母の墓は今住んでいる所から非常に遠い所にあり、亡くなってからは一度もお墓参りに行っていない。
好物をお供えして、御詠歌あげて、涼しくなってきたらお墓参り行ってあげるといいね!!
若年性認知症ですね お大事に
いや違うでしょ 昔の記憶が混ざった夢見るのって普通だよ