二重半ばになるまで、石野卓球を「Twitterおじさん」としか認識していなかった。
なんならTMネットワークと混合していた。
諸々があり、ああ一人で音楽作るおじさんか。とようやくグルーヴ魂を認識した。
踊らなそう(に見える)なのに、彼の新曲を聞いた人は「踊りたくなる~~」とキャッキャしてた。喪のワイには理解できなかった。
梅雨で鬱々としてるなか、聞き慣れた音楽に浸かりながら考え事をするのが嫌だった。
圧倒的「「音楽」」でワイを支配するか、圧倒的つまらなさへの嘲笑に全エネルギーを突っ込みたかった。
精神的に抑揚を付けさせる音楽に苦しいくらい鬱だった。考えるのが嫌だった。歌詞について考えたくなかったから洋楽も聞けなかった。
メロディで「多分ああやってこう下がってこう来る…」と予測するエネルギーさえ勿体なかった。
すげえ、なんだこれ。もう、言葉にする余力もないんだけどさあ。
かっこいいねえ、おじさん。