性に対するハードルが限りなく低く、倫理観も著しく欠如していた
しかもその性欲は老若男女に向けられていた
それを知らずに流れで付き合ってしまった
周りからの話や、本人から打ち明けられた過去のえげつないエピソードにかなりやられたが
とりあえず付き合いは続けていた
付き合っている間、いろいろな話をした
自分の生い立ち、学生時代のこと、こどものころされて嫌だったこと、今までの辛かったこと
やってしまった悪いことは、なぜ「悪いこと」なのか
まるでカウセリングのような会話だったけど、それが恋人には良かったみたい
ほぼ野生動物だった恋人は、会話していくうちに少しずつ社会に適応できる動物になってきた
不思議と自分と交際しはじめてから性的にも落ち着いてきたらしい