自分たちは中国という国のあり方を批判するさいに一切反論を受けないような立場にいると思いこんでいる日本人の多さに吐き気すら覚える。
この国の歴史、現在の様相、それらの中に中国と香港の関係性についてただ無責任に大雑把な民主主義論を唱えられなくなるようなものが入り込んでいることに自覚がなさすぎる。
そういうところが日本人のクソな所なんだろうな。
世界一安全な国で、世界一民主的に暮らす、世界一誇り高い民族だと、無自覚に思い込んでいるフシがある。
この国はそんなに素晴らしいものじゃないし、無色透明でもないし、近代的でもない。
この国の人間が大好きな「普通」という表現を使うのであれば、「普通の国というものはその成立と現状において何らかの歪みを抱えているものだし、日本は普通の国なのでその例外ではない」とでも表現すれば伝わるのだろうか。
いやだから今回の香港どうするの? 国内問題だから無視していいわけ?