金融庁の資料を読むと、結局、「95歳まで生きると2000万円足りなくなる家計は、平均で2500万円の貯蓄がある」と書いてある。
普通に考えればこの世帯は単に「結構余裕がある世帯だな」という結論にしかならないはず。
全然投資を勧める根拠になってないし、なんでこれで「老後がヤバい」という結論を導いてるのかさっぱりわからない。
もちろん、投資を勧めるのはいいと思うが、人生100年時代云々ははっきりいって完全に蛇足。単に投資したほうが平均的には儲かりますよと言えばいいだけ。
危機感を煽って投資信託買わせようとしたならバカだなあとしか思わないし、ホントにこのデータで老後が不安だと思ってたんなら金融庁の職員の知能レベルを疑う。
擁護してる人達も「2000万円貯蓄しないと足りない事を指摘した金融庁は偉い」とか言ってるけどそもそも報告書にそんなこと書いてないのにな。まあ読んでないんだろうけど。