35歳、自営。妻は専業主婦。子供が4歳。少なくとも子供が成人するまでは、いや、まあ死ぬまでは働くというか金を稼いでいかなきゃならない、というような薄いプレッシャーみたいなものが常にどっかにある。まあ、もちろん金を稼ぐといっても色んな方法があって、なんとかすればなんとでもなるんだろうけど、たまに疲れる。人生とは一体なんなのだ。もう就活中の大学生でもないし、社会人になって何年目だよみたいな感じなんだけど、みんなはどうやって自分の人生を諒解して生きているんだ。仕事終わりの電車の中で、皆が寝て一人起きている夜に、ときおり、考えて少し立ち止まってしまうよ。
大学生の頃くたびれたおっさんにはなりたくねえとか思ったけどさ、くたびれたおっさんになるまで毎日を生きてきたってだけで、おっさんに限らずそうして生きてきた先達たち、本当みんなすげーなって思うわ。時代も違うとか色々あるにしてもさ。
なんか未来にたいして、こう、俺の未来は間違いなくハッピー!みたいに思えないからしんどいのかな。薄いプレッシャーというか、薄い絶望みたいなものがそこらにあって、普段は見ないようにしてたりするんだけど、ふとしたときにそれを思い出して薄くしんどいなって思う。そういうのってみんなどうしてんだろう。んなこと考えて立ち止まってもしょうがねえし毎日を積み重ねていくんだつって切り替えるのか、そもそも考えてないのか、わかんねえけど俺はみんなすげえなって思ってる。