2019-05-30

俺は社会必要のない人間だ。でも、生きる。

俺は悪人ではない。正義を為す者でもない。財産人間関係もない。誰にも相手にされないし、求めもしない。

ただ普通に生きていたかっただけだ。仕事をして、人と話して、たまにハンバーガー食べたり、映画館で楽しんだりしたかっただけだ。でも俺が居ればその場に居合わせた人たちがみなイヤな思いをする。

「こいつにいてほしくない」「どっかいけ」そんな思いは直接的に伝わってくる。みな良い人たちだ。俺だけがふさわしくないのだ。

から俺は欲望を消して、人の前から消えて、静かに生きてきた。快楽のない毎日にも人は慣れるのだ。こんな風に生きていこうと決めた。

「1人で死ね」それは、自殺意志もない、人を殺めようとも思わない、こんな俺にも突き刺さった。

似たような自分に言われているようなものだし、これから自分に向けられる視線はどんどんその色を帯びていくのだ。

「1人で死ね」その言葉が消えても視線は残るのだ。

俺はこれからも変わらず生きていく。でも周囲は変わっていく。毎日を思うとおそろしい。

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