俺は悪人ではない。正義を為す者でもない。財産も人間関係もない。誰にも相手にされないし、求めもしない。
ただ普通に生きていたかっただけだ。仕事をして、人と話して、たまにハンバーガー食べたり、映画館で楽しんだりしたかっただけだ。でも俺が居ればその場に居合わせた人たちがみなイヤな思いをする。
「こいつにいてほしくない」「どっかいけ」そんな思いは直接的に伝わってくる。みな良い人たちだ。俺だけがふさわしくないのだ。
だから俺は欲望を消して、人の前から消えて、静かに生きてきた。快楽のない毎日にも人は慣れるのだ。こんな風に生きていこうと決めた。
「1人で死ね」それは、自殺の意志もない、人を殺めようとも思わない、こんな俺にも突き刺さった。
しねしねしね
ハンバーガーくらい毎日食えよ100円だろ腹いっぱい食っていいぞ