このたびのご炎上はここ最近の出版界のお金の無さや、特定のお国がお嫌いなお方たち向けビジネスやサロンビジネスとかのまさに結実のようである。
それはそれとして、もっと以前から気になっていたのだが、Amazonで本を探すと「教養」というジャンルに自己啓発本が分類され、ランキングの上位をしめているのである。
自己啓発本のいい悪いはともかくとして、この事象を未来の歴史家なり民俗学者なりが見出した時、彼らはこう思うのではないだろうか。
「平成~令和時代の人たちにとっての『教養』とは「こういうもの」と考えられていたようだ」と。
しょうもないことではあるのだが、幻冬舎炎上でなんとなく思い出したのでここに放流しておく。
まあ俺が違うんじゃないかと思ってるだけで、そう売られている以上そう思っている人が多いのかもしれないけどね。