2019-02-14

仕事ヘロヘロになって帰ってきた

義理チョコが配られたりもしたけどバレンタインことなんて3秒くらいしか頭に浮かばない一日。

そんな日だけどカフェに寄って読書をしていくという日課は欠かさなかった。

とてもきれいな店員さんがいて向こうもよく来る客だというちょっとした認識くらいはあるだろうけど、別にチョコを貰えるなんてそんなおこがましいことは考えるわけがない。

いつも通り閉店間際まで居座り、数人いる店員さん達があちこち掃除や片づけに散らばっている頃。

店を出た瞬間、メニュー看板の影から突然声をかけられた。

例の店員さん。手には小さい箱。

予想だにしない展開に、あたふたしすぎて何を喋ったかまり覚えていない。

「いつも来てるから」とか「突然ごめんなさい」なんて言っていた気がする。

こんな風にチョコを貰うなんて学生時代以来。

次にカフェに行く時、どんな顔をしていけば良いのかと思うと、気恥ずかしいやら嬉しいやら変な顔でにやけてしまう。

そんな現実が、本当にあったらいいなあと思う。

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