金沢市内で大地震が発生したという想定で市の全職員を対象にした非常呼び出しの訓練が行われました。
訓練は午前6時半に震度6強の大きな地震が起きたという想定で行われ、職員全員に非常呼び出しの一斉メールが配信されました。
呼び出しを受け、次々と市役所に集まった職員は市内の被災状況や避難所の開設状況など、関係機関と連絡を行いました。
そして山野市長を本部長とする災害対策本部会議が開かれ、状況が報告されました。今回の訓練は抜き打ちで実施されましたが、災害発生から1時間半で市役所に集まるべき職員1510人のうちおよそ99パーセントにあたる1492人が駆けつけました。
金沢市などの地下を通る森本・富樫断層帯は最大震度7の大地震を引き起こすことが予想されていて市の担当者は「万が一に備えたい」としています。