内輪で盛り上がった話は枚挙に暇がないが。
ネットを経由して知れ渡った犯罪者であれ、あるいは良い方向に実ったコンテンツクリエイターであれ、あるいは複数の人間を巻き込んだムーブメントであれ、
ネットで生まれ育った「何か」がこの国の社会にインパクトをもたらす上では、最低限人々に認知される顔と名前が必要のように思える。
Vtuberやボーカロイド等は仮想の存在だが、アレは実は承認されたヴァーチャルな名前と顔を有しているしな。
純然たる匿名という属性が、メッセージの持つ伝播性や影響力限界をもたらしているのか、
あるいは日本社会に根強いハイコンテクストな文化が匿名メッセージの力を阻害するのか、
はたまた根本的に人間という生き物は名前や顔がないと巻き込みえないのかはわからないが
かなり気になっているところ。