男女の脳に性能差はない
一般にプロ棋士になるには血を吐くほどの努力が必要だが、女性に限ってはプロほど強くなくとも棋界で活躍できる「女流制度」があるのだ
そりゃ血を吐く前にそんな逃げ道があったら誰でもそっちへ行く
男性にはそれが無いから、俺には将棋しかないんだと頭を掻きむしって、死にそうになりながら這い上がって、大量の同じような者を蹴落としてようやくプロになれる
それでも一握りの者以外は何者にもなれずに脱落するのだ
その前にひとまずでも定職に就けるというのは現実問題としてかなり重要だ
男性だって男流制度があれば血を吐く前にほとんどの人がそちらへ行くだろうと強く思う
そして本当のプロは徐々に弱くなっていくだろう
女流制度というのは現代風に言えばいわゆるアファーマティブアクションの典型例なのだけれど
安易なアファーマティブアクションはむしろ差を拡大するということを我々は将棋界から学び取ることができる
母数が少ないってそれいち