男子だけの大相撲とは別に、女子相撲も競技として確立されていることを知らない人は多いのではないか。
女子相撲が出来たのは1996年と、まだ20年弱の歴史しかない。マイナー中のマイナー競技であり、存在自体を知らない人も多いと思う。
しかし、女子相撲を知っている人だったら、大相撲の女人禁制批判は、意味のない批判であることわかるはず。
これは、大相撲の伝統が長過ぎて、いい意味でも悪い意味でも世間から目立ちすぎるんだよね。
1年に6回も本場所が開催されて、幕内以上の取り組みは毎日NHKによって全世界に生中継される。
女子相撲の何十倍も注目されやすい大相撲なのだから、女人禁制の伝統も、メディアを通して国民から注目されやすい。
大相撲は公益財団法人であり、税金が投入されている、という批判もあるだろうけど、女子相撲の協議を仕切っている日本相撲連盟も同じく公益財団法人だからね。