なぜなら殺した方も殺された方も双方とも社会には必要ない人間だからだ。
まず、殺人鬼が社会から抹殺されるべきなのは当然である。処刑されるか、偽りの更生プログラムで一生陽の当たらない人生を送るべきだ。
また他者に殺人を起こさせるほどの怒りを煽った人間も社会にとって害悪だ。
この世の中、好き勝手に他者を傷つけてはいけない。しかしそれが合法であれば裁こうにも裁けない。それを悪用しているのが彼ら怒りの扇動者だ。
彼らの合法的傷害は蓄積し世の中を腐らせてゆく。むしろ殺人鬼より邪悪な存在である場合もあるのだ。