2018-04-03

新しい景気循環

(1):金なし、実業志向

まず何も無い状態がある。この時には当然金もない。

何も無いのでできる実生産を行っていく。

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(2):金あり、実業志向

生産を行っていくと自己資本が貯まる。この時には金がある。★

金があると、非貿易財の物価も上がるため、外国労働費の方が安くなっていき、自国で実生産を行うのは不利となる。

ただし、すぐに産業構造を変えることはできず、1と同じ実業を続けている状態

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(3):金あり、投資志向

自国で実生産を行うのが不利な状態。この時にもまだ金がある。

この状態になると外国投資を行う方が有利となり、実際にそうする。

しかし、もちろん外国で実生産を行えば、最も資本が貯まるのはその外国であり、永遠にこの状態は続かない。金融立国人口○百万人ほどの小国でなければ成立しない。

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(4):金なし、投資志向

外国資本が貯まり投資の優位性がなくなった状態。この状態ではもはや金は無い。●

3の段階で実産業を捨ててしまっていて、再び産業を1の実業に戻すには時間がかかるが、やがて実業に立ち返り、やがて2に至り実産業が復活する。

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★が★国の現在位置で、●が●本。

日本では、戦後スタートとして、1の段階が35年、2が10年、3が25年。

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