例えば上泉伊勢守から柳生石舟斉へ伝承された新陰流は稽古のスタイルとして、
「本日教えることは、前日教えた技を破る技」
ということを日々続けていきます。
同じ流派の中でも、既存の技術を破る方法を絶えず模索しています。
と、言うことは時代が下がれば下がるほど研究は進み、新しい流派が強いのでは?となりますが、ある日気がつく剣士がでてきます。
無外流の辻月丹です。
この人は、「技術的なことはほぼ均衡。なので、勝敗を決するのは心持。」と考え、形などをあえて残さず心法の心得だけを後世に残しました。
形を残さないということは、他の剣士に研究されないということです。
強い・弱いは個人の問題だと思いますが、一番進んだ考えの流派は無外流だと思います。
蛇足ですが、上泉伊勢守は柳生石舟斉にその後の新陰流の体法のベースとなる「脱刀法」を編み出すことを頼み、石舟斉が完成させることができたので、皆伝免許と宗家を譲りました。なので、両者は同じ流派で少しだけ後代の方が研究は進んでいます。人物のスケールは、間違いなく先代の方がおおきかったでしょうけど・・・・・。
○○流、みたいな流派いっぱいあるじゃん、剣術の。 つきつめて考えると「人をいかに効率的に殺すか(または制するか)」だと思うんだけど、 その辺を超合理的、科学的に追求した剣...
例えば上泉伊勢守から柳生石舟斉へ伝承された新陰流は稽古のスタイルとして、「本日教えることは、前日教えた技を破る技」ということを日々続けていきます。 同じ流派の中でも、既...
小説家になろうでやれクソ雑魚なめたけ
天真正伝香取神道流。