2018-02-13

電気自動車クリーンエコな乗り物とは限らない」というサイクリストの主張はもっとであるけれど

あくまで『限らない』のであって、条件によっては電気自動車クリーンエコな乗り物である場合もある。

それは、一般的自動車エネルギーを発生させるのに使用する燃料が『原油であるのに対して、電気自動車のそれは当然『電気』であって、この電気を発生させるための原料は『原油』に限らないかである

一般的に地上に立つ樹木大気中の炭素の一形態とみられる為、これを燃焼させても大気中のCo2は上昇しない。

対して、地中に存在する原油を燃焼させた場合大気中の炭素は純増としてカウントされる。

ので、木質バイオマスを利用して発電し、それを用いて電気自動車を動かすのに『限って言えば』石油燃料で車を動かすよりもエコである

ただし、木質バイオマス生産に対してはいくらかの燃油が必ず用いられており、液体燃料より輸送エネルギーのロスが多いことを考えれば『場合による』という結論になる。

なお、太陽光地熱、風力、水力、原子力等に関しては専門外であるので言及しない。

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