そもそも日本には女性専用の車両なんて存在していない。「女性専用車両」というステッカーの貼ってある車両は存在しているかもしれないが、それだけのこと。
一般の男性乗客も女性専用車両という名前だけの一般旅客車両には乗車することができるのである。
本当に男性が乗れない車両が存在したとしたら、それは憲法違反となる。
そのことが分かっているからこそ、鉄道会社は「男性も乗れる」と言わざるを得ないのだ。
本当に男性が乗れない、なんてことになったら、裁判で訴えられるからね。
鉄道会社はあくまで「男性のご協力」にお願いするという立場しか取れない。
「女性専用車両は男性差別なので協力しない」という意思を示す男性乗客がいたとしたら、その意思は絶対に尊重されなければならないのだ。