学校でケガをしても、特に先生の責任とはされない時代があった。学校の遊具で遊んでケガをしても、子どもの自己責任だった。親は教員や学校を責めなかったし、教員も別にそこまで謝らなかった。いい悪いは別として。部活はその時代の遺産だと思われる。
そんな風に状況が変わっても、教員は生徒のために部活を続けた。無償でやってあげた。感謝されれば上等。感謝もされない。それでも別に良かった。
無償でやっているのに批判されるようになった。新聞にも載る程に批判される。付き添い指導ができるようになっておらず、大会での休日出勤(割安賃金)も普通にある。一方、実質的には代休の保証がない。超過勤務は100時間が普通。つらいと言うと、ここでもまた批判される。
ここに来て「もう止めた」となったのだと思う。