俺みたいなくすんだ20代にもガキの頃があった。
9歳の時の話。田舎町の小学生だった俺は野球クラブに所属していて、同学年の中では一番上手かった。
コーチは地元のオッサン。中でも、いつもニコニコしているオッサンは俺をかわいがってくれた。
「きみ、いつも打席で背中が丸まっているぞ」「これは中日のゴメスの真似なんです」「ゴメスとペタジーニだけは真似するなよなー」
みたいなやりとりを繰り返し、俺はオッサンを慕うようになった。
会も終盤に差し掛かった時、オッサンは俺を大声で呼んだ。駆けつけると、顔を真赤にしたオッサンがいつもよりハジけた笑顔。
「何ですか」と言うと、オッサンはにっこりフェイスを俺の顔に近づけ、そのままキスしたというわけだ。
ただのキスじゃないぞ。ブチュ〜ってやつだ。
欧米ではキスやハグは挨拶程度のものだから、気にしなくてOK? 肛門の操は守れたのなら、死ぬ必要はないと思いますw