機は熟した感がある。
あまりにも日本社会は童貞へのいじりと称したハラスメントの多さが目に余る。
既存のセクシャルマイノリティは「けして馬鹿にしていじってはいけない」という規範が形成されている。
しかし童貞は違う。なぜならセクシャルマイノリティでは無いからだ。
だからこそ「いや別にセクシャルマイノリティじゃないんだし~別に馬鹿にしても良くね~真面目かっ!www」
この風潮を避けるべく、童貞をセクシャルマイノリティに入れるべきだと思う。
これはセクシャルマイノリティ全体の問題だ。
何故か?童貞を馬鹿にすることは、「異性愛称賛行為」「男社会称賛行為」だからである。
性経験の乏しい男を馬鹿にするということは、異性愛経験の多い男を称賛することの裏返しなのである。
いくら既存のセクシャルマイノリティの権利向上を謳おうが、「童貞は別に馬鹿にしても問題ない」という合意が形成されている限り、
セクシャルマイノリティ運動は頭打ちにならざるを得ないのではないか。
真にセクシャルマイノリティが生きやすい社会を目指すべく、
童貞をセクシャルマイノリティに入れるべきだと思う。