古い本だが、サヴァン症候群に関する詳しく読みやすい本がこれしかなかったので、
買って読んだことがある。
友人からサヴァン症候群のことを聞いた時、それは凄いじゃないかと
本を読んでみたが、驚異的な力を持つ代わりに普通の生活を送れないと書いてあった。
日常生活に必要なことや、社会性を身につける代わりに今度はその能力が失われていくとも書いてあった。
法律事務所か税理士事務所で働いていた女性が事故をきっかけにサヴァン症候群になった例も書かれていた。
天才というのは、ひとつの病気なのかもしれないと、この本を読んでふと思ったことを思い出した。
どっちがいいんだろうね。
ちなみにサヴァン症候群の天才的能力というのは、何かを記憶したりそっくりそのまま演奏する等のことで自ら何かを作ることは苦手、ということも書かれていた。
表紙の銅像はこの本に出て来るサヴァン症候群の人が作ったもの、だった気がする。
だらだらと書いたけど、このエントリー自体に特に何が意味あるわけでもない。
なんとなく思い出しただけ。
普通が一番羨ましいです。