さっき、夜中の二時に目が覚めたのだけど、目覚める前に前の会社の夢を見ていた。
夢の中の俺は今の会社の今のポジションにいる。社用で何か大きめな買い物をして、でも直接受け取るのが面倒なので外出をしたら、よくわからない喫茶店をウロウロした挙句になぜか昔の会社に行ってしまう。昔の会社に来ても心臓バクバクしないぞすごい、と自分で自分に感心しながら(実際辞めて暫くは辛くて近づけなかったのだ)出来心でビルの一階にある書店にふらりと入ったら鬱になったとき隣の部署にいたちょっと偉い人(いい人だった)に見つかってしまい、今何をしているのかと優しく問い詰められる。鬱になって会社辞めて離婚もして当時は会社を随分恨んだけれども今はそれなりの会社でそれなりのポジションにいるし再婚もしたので大丈夫です、という話をしているところで目が覚めた。
夢に見るってことは今でも退職の件も離婚の件も引き摺ってるんだろうし、きっと死ぬまで引き摺り続けるんだろうな。
しかしながら、夢の中の俺が自分の現況を話しているときに、少しだけ今の自分を誇らしいものとして説明していたので、引き摺ると言いつつも、昔より今のほうが良くなったと心の何処かで肯定できているのだな、と分かって少し安心した。
味わい深い夢だったので、忘れちゃう前にここに書いとく。