さすがブロマンス映画の金字塔、二人の出合いから最後まで、理想の男同士の関係性だった!といっても、明確にくっついていたり、そういう関係を匂わせるシーンはない。せいぜい手を繋ぐくらい。
私は露骨にBLを意識している雰囲気が苦手なタイプの腐女子だ。だからこそ、この映画はグッと来た。
死期が近い男二人が自棄を起こして逃避行。もうこれだけでテンションが上がる腐女子もいることだろう。しかしこの映画はこれだけではない。逃避行を続ける中で同じベッドで寝たり、相手を庇うなど徐々に二人は親友になっていく。
その旅の終わり、海でのラストシーン。
美しさの中に胸をギュッと掴まれたような切なさがある、素晴らしいラスト。この終わりを見て泣かない腐女子はいないと思う。
以上が、腐女子が「ノッキンオンヘブンズドア」を見た感想です!でも正直私の語彙力でこの映画の良さを伝えきれてるとは思えない。興味が湧いた人は是非見て!腐女子じゃなくても!