2017-07-22

大学事務職員の立場とは

大学事務職員について, 以下のような疑問を持ったことはないだろうか.

まずは疑問が産まれるまでの過程について.

先日, 学生大学事務職員の, とても考えさせられるようなやりとりが目の前で行われた.

以下にかんたんに書き綴る.

学生Aは奨学金借り入れの申請書類を提出していた.

どうやら, ある書類を用意するべきかどうか自身判断がつかず, 不備があったらしい.

その相談も兼ねて, 窓口を訪れていた.

申請書の提出には, 訂正期間が設けられており, 期間内であれば不備項目や書類を提出することが可能なのである.

A「それでは, 不備書類につきましては訂正期間内に提出いたします.」

職員「Aさん, それは人に奨学金をお願いする側の態度ではないね. まずは謝罪するのが筋であろう. 大体, 案内書に君がこの書類を用意するべき環境であることは明記されている.

私に相談するまでもないだろう. そんなんでは社会に出てから苦労するよ. 改めなさい.」

職員は周りに他の学生がいるのにもかかわらず, 大声でお説教を始めた.

私も, 書類提出のため窓口に並んでいたのだが, このやり取りを聞いて, とても疑問に思った.

はて, 大学事務職員とは, やはり教育機関に身を置く者であるので, 学生の態度, 気構えについて説教をするべきなのか.

それとも, 制度として訂正期間がきちんと設けられているのだから, 作業として学生を返すべきだったのか.

どこまでが学内の身内なのか.

という疑問を窓口で相談しようかとも思ったが, 上とは比べ物にならない説教をされそうなのでやめておいた.

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