他人に対して一番素直に接することができていたのは、
好みの絵を描く人や、有名人にメッセージを送れることに感動して
かわいい!すきです!仲良くなりたいです!
と思ったままに人に接していた
ネットの中では。
お近づきになる努力も惜しまなかった、今思えば、という行動も多々あるが(調子に乗って会いたいです〜!とか言ったらマジで会うことになって焦るネット弁慶)。
その時得た繋がりは、今も希薄とはいえ、話しかけたら返してくれる、名前を覚えてくれている関係が残っている。
今じゃ、それが、ネットでも
好きな有名人にリプを送るのでさえ憚られる(こんな応援リプ、何度も送られてるだろうし私が送らなくてもいいんだよな……とか)し、リアルの方がよく喋るようにはなったが、未だに自分から他人に好意を素直に伝えるのが難しい。
オタクの絵を描いてるネットの人はみんな友達!仲間!くらいに思っていたし、
そこでは嫌われる要素がないと思っていた。びくびくする要素がないと信じこんでいた。
あの頃の最強感は楽しかったなあ。
好きです!仲良くなりたいです!
と素直に伝えていくことなんだが、それが、「仲良くなりたい」と思う人も見分けることができない今の私には非常に難しい。