月に5万は始めだけで、売れたら上がるシステム。芸能界はそう言う社会。
僕らの頃もそうだったと、主張する御仁がいるが、どうも違和感を覚える。
最低賃金とかの問題があるだろうし、絶対に生活を維持できないレベル。
もちろん法的には請け負い契約で、違法とは言えないんだろうけど、弱者を搾取するシステムなんだ。
人気が出るまでは仕方がないというが、大半が人気がでなくて消えていく業界で、成功者が自分もそうだったと言われても勝者の論理に過ぎない。
夢をエサに若者を搾取する業界で、なおかつそれを改善する考えがない業界が、偉そうに仕事の責任を語るのはどうなのだろう。
稼げる奴は億単位で、底辺は5万。その構造がおかしいと、なぜ誰も気が付かない。
テレビ局や映画会社は、芸能事務所に労働時間と、最低賃金ぐらい守らせる。
それぐらいの道義的責任はあるだろう。