英語とフランス語の dossierは false friends(フランス語では faux(-)ami フォザミ )じゃないよ。
フランス語のdossierも「一連の」書類、「ある件の」関係書類の事を指すから。
つまり"dossier"は、英語では「調査・捜査資料、関係書類」という意味になるようだ。
この単語は仏語にもあり・・・というよりは明らかに仏語発祥で、こちらでの意味は単に書類、つまりdossier (fr.) = file (en.)となる。しかしdossier (fr.) != dossier (en.)というわけ。
ちなみにdossier の語源は、書類を綴じたファイルの背(dos)にタイトルを入れた事。
ここから、(そのファイルにある)「情報」、(そのファイルに関連する)「問題」という意味の広がりもある。
avoir un dossier sur M.Trump (トランプ氏に関する情報を持っている)
ouvrir/fermer le dossier (le dossier を開く/閉じる=その件の調査を始める/終わる)
他に書類を指すフランス語には papiers という言葉もあるね。これは英語 papersにも同じ意味があるのはThe Panama Papers(パナマ文書)でお馴染み。
False friendsとは、二つの外国語で綴りが似ているが意味が違う単語のこと。特に、世界中のほとんどで非英語話者は英語を第一外国語として学習すると思うので、第二外国語を学ぶときに...
つまり"dossier"は、英語では「調査・捜査資料、関係書類」という意味になるようだ。 この単語は仏語にもあり・・・というよりは明らかに仏語発祥で、こちらでの意味は単に書類、...
勉強になりました!(反応遅くてすんません)