「このご時世、子供を産み育てる事にメリットがない」っていうのは「子供を産まない自由」というのとは次元が違う話だと思うわ。
例えば同性婚の話に喩えてみれば分かる。
「こんな同性愛差別の酷い社会で同性婚する事にメリットが感じられないから自分はしたいと思わない」……この理屈、変ですよ。
『子供を産まない自由』の根底にあるべき発想は「そもそも子供を産みたいと思わない」であって、
後者は「産み育てやすい社会にしてくれ」という、リベラルぶったその実保守的道徳丸出しの意見と同義だよね。
まず先に子供を産んでいない女性が一人の人間として尊重され当たり前に生活できる前提があって、その後の話だと思う。
だから現状では私は「子供を産み育てやすい社会」思想には全力で反対する。