2016-10-20

迷走した人

彼は、祖母が鬱と言うことでどうにかして直せないかと奮闘していた

その間にマーフィーの法則はもちろん釈迦やブッタやキリストに関する本まで読み漁り

巷に出ている自己啓発書はほぼ全て読破した。(おおよそ300冊くらい?)

そこで彼自身に起きた事は異常な言動だった。

「俺は神だ」

「俺に敵うものは誰もいない、世界法則を誰よりも理解しているから」

毎日口癖のようにブツブツ話すようになっていた。

鬱になった祖母を直そうとして自己啓発書や神に関する本読んだ結果、精神おかしくしてしまったようだ。

もちろん瞑想もしていたが、瞑想を「神に合う最高の時間」と言い切る辺り瞑想して更に迷走した。

彼とは1年ほど付き合いがあったが今は完全に関係が切れてしまった。

ふと気になって知り合いに彼の事を聞いたら行方不明との答えが返ってきた。

気持ち平穏をもたらす為に、自己啓発を行うのは素晴らしいが自己を見失う危険性もある。

自己啓発に凝ってる人は自己啓発に囚われて精神を壊すような事がないように気を付けて欲しい。

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