北村薫の空飛ぶ馬(単行本)のあとがきに次のことが書いてある.
「小説が書かれ読まれるのは、人生がただ一度である事への抗議からだと思います」
まったく同意できるし, 僕はそれは小説だけでなく映画, ドラマ, アニメ, 漫画, 劇, ストーリー性のあるもの全てに共通すると思っている.
しかし僕はそのただ一度だけの人生すら謳歌しているとは思えない. 孤独に生きているし, 人と会話することすら少ない.
趣味は読書で, 普段作業するときは, 映画やドラマやアニメを見ながら作業している.
ただ一度切りの自分の人生すらも小説, 映画, ドラマ, アニマ, 漫画の他人のストーリーで埋め合わせるかのように.
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